★ロシアと北朝鮮が首脳会談(4/25)
北朝鮮の金正恩労働党委員長は4月25日、ロシア極東のウラジオストクで、ロシアのプーチン大統領との初の首脳会談に臨みました。
★はやぶさ2が世界初の「人工クレーター形成」に成功(4/25)
探査機はやぶさ2が平成最後に、世界初の「人工クレーター形成」に成功しました。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は25日午後、小惑星りゅうぐうの上空1・7キロに降下した、はやぶさ2から送られた映像で衝突実験によって表面に人工クレーターを誕生させたことを確認し、発表しました。
★安倍首相、フランスのマクロン大統領と会談(4/23)
安倍晋三首相は23日、訪問先のフランス・パリのフランス大統領府で、マクロン大統領と会談しました。今年6月に大阪市で開く主要20カ国・地域(G20)首脳会議に向け、世界貿易機関(WTO)改革やデジタル経済の国際ルール作りなどで連携する方針を確認します。首相は会談に先立つ共同記者発表で、マクロン氏がG20に合わせた6月下旬に東京を訪れると発表しました。
両首脳は共同記者発表で、スリランカで21日に起きたテロを非難し、犠牲者に哀悼の意を表しました。仏が8月の主要7カ国(G7)首脳会議で議長国になることを踏まえ、首相は「自由や民主主義など普遍的価値を共有するフランスとG20、G7の議長として手を携え、世界の平和と安定に貢献したい」と述べました。15日に起きたパリ・ノートルダム大聖堂の火災に関し、修復に協力する意向も伝えました。
★スリランカ(4/23)
スリランカで4月21日に起きた連続テロ事件で、同国政府は23日、「イスラム国(IS)」が事件に関わったとの見方を示しました。ISも同日、犯行声明を出しました。この事件でこれまでに確認された死者は300人以上に上り、負傷者は500人を超えています。
ISは同日、系列のアマク通信で犯行声明を発表。「スリランカの十字軍同盟(アメリカ主導の反IS連合)に属する国民とキリスト教徒を狙った」と述べました。
★世界遺産のノートルダム大聖堂で火災(4/15)
フランスのパリ中心部にある観光名所、ノートルダム大聖堂で日本時間15日、大規模な火災が発生しました。火は大きな炎を上げて瞬く間に広がり、屋根や尖塔(せんとう)が焼け落ちるなど深刻な被害が出ました。
★ブラックホールの影の撮影に成功 史上初の成果(4/10)
地球から約5500万光年離れた銀河の中心にある巨大なブラックホールの影を撮影することに史上初めて成功したと、日本の国立天文台などの国際共同研究チームが日本時間10日夜 、世界6カ所で同時発表しました。今回の成果は、アインシュタインが提唱した一般相対性理論を裏付ける意味もあり、依然謎に包まれている暗黒の天体、ブラックホールの正体だけでなく、無数の星や銀河が形成される過程の解明につながり、宇宙の歴史にも迫る業績と期待されています。
★新紙幣のデザインを発表(4/9)
麻生太郎財務相は4月9日の閣議後に記者会見を行い、一万円、五千円、千円の紙幣と500円貨幣を全面的に刷新すると発表しました。
現在の紙幣は2004年に発行されたもの。新紙幣は2024年度上期をめどに発行される予定。
新紙幣の肖像画に用いられるのは以下の人物です。
新1万円札は渋沢栄一(しぶさわ えいいち)・・・「日本資本主義の父」と呼ばれ、明治時代の日本経済の発展に貢献。
新5千円札は津田梅子(つだ うめこ)・・・「日本女子教育の先駆者」と呼ばれ、津田塾大学の創始者となりました。
新1千円札は北里柴三郎(きたさと しばさぶろう)・・・「近代日本医学の父」と呼ばれ、ペスト菌を発見したり、破傷風の治療法を開発するなど感染症医学の発展に貢献しました。
★新元号は令和(れいわ)に決定 4/1
政府は1日、新たな元号を「令和(れいわ)」と決定しました。
5月1日の皇太子さまの新天皇即位に合わせ、同日午前0時に元号が平成から改まります。
日本最古の歌集である「万葉集」が由来で、歌人の大伴旅人(おおとものたびと)の文章から引用しました。
元号の典拠が日本古典(国書)となるのは初めてのことです。
★改正入管法、4/1 施行 新在留資格、5年で最大34万人に
外国人就労の拡大に向け、新たな在留資格「特定技能」が4月1日に導入されます。
早ければ同月中に資格の取得者が現れ、5年間で最大34万人余りの受け入れが見込まれています。政府や自治体の受け入れ態勢の整備が急務となっています。
特定技能は即戦力となる1号と、より熟練した技能が求められる2号に分かれる。農業や自動車整備業など人手不足が特に深刻な14業種が対象で、2号はこのうち建設と造船・舶用工業の2業種に限られます。
1号の取得には、業種ごとの技能試験と業種共通の日本語試験に合格する必要があります。4月には第1弾として、介護、外食、宿泊の3業種の技能試験や日本語試験がフィリピンと日本国内で行われます。合格者が実際に入国するのは夏頃となる見通しです。